幸神(サイノカミ)は三柱
父神 クナトノ大神
母神 幸姫命
神子神 サルタ彦大神
出雲王国の滅亡
出雲王国は 3世紀頃に
第二回目のモノノベの東征により滅亡しました。
モノノベは秋上家と名乗り富家の宮殿を住居とした。
モノノベ衰退後、そこが神魂神社となった。
そして
クナト大神をイザナギ大神に 幸姫命をイザナミに 神魂神社に祀った。
記紀では それを真似て
そこからイザナギ命とイザナミ命を使うようになった。
クナト大神は日本書紀では クナトの祖神と書かれてた。
つまり日本人全体の先祖であることを示す。
クナト大神と幸姫命が イザナギ イザナミと変わり
古事記などでも神産みをする。
夫婦神は結びの神と呼ばれ
クナト大神は神を産んだことから 神魂神
カミムスビとも呼ばれた。
そして 富家はカミムスビ家とも言われた。
サルタ彦大神は 村の峠道や 境の川の橋で
賊や悪霊の侵入を防ぐ守り神として
道の神、チマタの神とも呼ばれた。
出雲王国は血縁が重要視された。
各地豪族は 王家の姫を迎えたがった。
王家と血縁になると王族を示すオミを名乗る資格を得た。
オミは御身という意味であったが
後に臣があてられた。
この臣の名称は のちの大和政権でも使われて
連(ムラジ)、国造(クニノミヤツコ)、県主(アガタヌシ)などとともに
家柄を示す氏姓制度にとりいれられた。
臣の氏は
太臣(おおのおみ)、和邇臣(わにのおみ)、
安倍臣(あべのおみ)、蘇我臣(そがのおみ)、など。
後には中臣もオミが入っていますよね。
それだけ臣は重視されていたということですね。
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